『ハクソー・リッジ』

JUGEMテーマ:映画

 

 

実話を基にした作品。

沖縄戦を描いているからか?

日本での宣伝が控えめだった気がする・・・。

 

転勤族の父の赴任先が沖縄だったこともあり、沖縄で生まれた私。

6年しか住んでいなかったけど、

やっぱり沖縄戦となると、観ているのが辛い。

胸が締め付けられる感じでめったにない感覚。

私でさえそんな気分にさせられるので、

沖縄に住んでいる人達が観るのは正直厳しいかも。。。

 

ただ、きっとアンドリュー・ガーフィールドが主役のデズモンドを演じることによって

戦争の悲惨さや醜さが強調されるのを抑えられていると思う。

 

線が細くて、どこか頼りなさげな若者役が似合うアンドリュー・ガーフィールド。

今作でもその点は健在です。

 

武器を持たないことを信念として衛生兵として戦争に関わり、

負傷者を一人でも多く救いたいと本気で考えて入隊するも、

上官からは理解されず、

仲間の兵士からは全体責任の仕返しで暴力を振るわれ、

それでも、耐えて除隊もしない。

 

デズモンドにとってみれば、この期間が一番辛い時期だったのだと思う。

 

実戦になると、負傷した兵士をひとりまたひとり。

地道に救護し、味方がいる崖下へとおろす。

一度部隊が撤退した後もとどまり、

デズモンドひとりの力で、何度も何度も行き来し何人も。

 

武器を持たない衛生兵がよく戦禍を逃れ最終的に75名も救えたなっと。

しかも日米両方の兵士を。

彼の信念と行動に神が味方したのかもしれません。

 

デズモンドの勇気ある行動と揺るぎない決意に、

仲間も、大尉や軍曹も彼を認め、尊敬し感謝する。

人を動かすってこういうことですね。

 

大尉役のサム・ワーシントンと軍曹役のヴィンス・ヴォーンが

いい味を出しています。

 

監督は、メル・ギブソン。

この人も俳優としての才能だけでなく、監督としての才能にも

恵まれているんですね。

デズモンドの子供の頃から青年の頃、入隊に至る経緯を

丁寧に描いて、信念・戦争・・・

観客にも考えさせている。

 

敵である日本兵の描き方が、変に誇張も脚色されていない点もよかった。

 

映画の最後に生前のご本人のVTRが流れます。

細い感じとか、アンドリュー・ガーフィールドは似ているかも。

終戦後、良心的兵役拒否者としては、アメリカ史上初めての名誉勲章が

授与されたそう。

 

こういう人物が存在したことを、沖縄戦のことを、

アメリカだけでなく世界に向けて

伝えることが出来る映画を観て欲しいと思う。

 

mochikoのお薦め度 星星星星星

 

 

※映画の公開を受けて

NHK 映画で関心高まる沖縄戦「アメリカに何を伝えるか」

http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/lounge/index.html?i=170726

 

 

 

スポンサーサイト

Comments

Leave a Reply